まずは不動産投資について、少し勉強しましょう。
不動産投資をするメリットは何でしょう?
①少ない資金で投資が可能
②毎月、安定的な収入が得られる
③購入時よりも高く売れる可能性もある
④生命保険の代わりになる
⑤節税対策
不動産から得られる家賃収入は不動産所得となり所得税の対象となります。
不動産所得の計算上、家賃収入から実際にかかった経費(固定資産税・都市計画税・管理費・修繕費・借入金の金利など)に加えて建物の減価償却費を差し引くことができます。
つまり、建物の減価償却費相当分が課税されないことになり、所得税が軽減されたことになります。
また、相続税は遺産課税ともよばれ、一定規模以上の財産を残して亡くなった場合に、その財産を相続した(引き継いだ)人がその相続した額に応じて、納める税金のことです。
故人が残した財産を評価する場合、現金や上場株式などは亡くなった時の時価で評価しますが、不動産の場合、土地は路線価評価、建物は固定資産税評価額で計算し、更に人に貸している場合はそこから一定額を差し引くことになります。
不動産の場合、一般的に不動産の時価よりも相続税評価額が下回っている事が多いため、不動産の時価と相続税評価額の差額分に対応する相続税が軽減されることとなります。
つまり、現金や有価証券を保有しているよりも、不動産を保有している方が、評価が引き下げられ、相続税が軽減されることになります。
資金が少ない場合でも、購入する不動産ならびにそこから得られる収益を担保に金融機関から融資を受けること、お金を借りることが可能なのです。
これが株や為替などの金融投資にはない、不動産投資の最も大きな魅力です。